偏りが強い情報に騙されない
みなさんこんにちは思想家Tです。
季節も春になり、気持ちの良い気候が続いていますね。
WBC、甲子園、プロ野球など最近は野球情報を追いかける毎日です。
今日は、野球情報だけでなく日々、いろんな情報に囲まれている私たちが誤った情報に人生を左右されないようにアドバイスをしたいと思います。
今日、紹介する本はこちらです。
早速、内容を紹介したいと思います。
1.出来事の構図を単純化している
まず、社会のほとんどの出来事は複雑化していて、要因は一筋縄ではいかないということを肝に銘じる必要があります。
例えば、ホームランを打てるようになりたいという目標に対して、単純に筋力が足りないから筋力アップをすれば打てるようになるかと言われれば打てるようにはならないです。
ボールを芯で捉えるスキルやタイミング、振り方など様々な要因を修正して初めて打てるようになります。
なので、頭のいい人は打てない原因を一つずつ潰していって強化するポイントを絞って練習すると思います。
世の中には「〇〇できるようになるたった一つの方法」という形で情報が出されることがよくありますが、これを真に受けてそれだけをするという馬鹿な真似はやめてください。
意外とこういう情報に人間は惑わされがちです。
根本には楽をして成功したいという思いが誰しもあるので、決して世の中そんなに甘くはないということを心に留めて情報を仕入れてください。
2.正しさ正解に過剰に頼っていないか
正解に見えるものは大抵、後出しジャンケンです。
例えば、「超一流の人は財布に10万円常に入れている」「超一流の人はグッチのバックを使っている」こういう情報です。
じゃあ、それを実行すれば超一流になれるのでしょうか?
それだけではなれるはずがありません。
形から入るという意味ではそうやって自分を鼓舞して上昇していくという人ももちろんいるとは思いますが、大抵の話は成功者が後付けでこのようなことを言っているだけです。
順序が逆なのです。
「超一流だから、財布に10万円入れることができる」「超一流だからグッチのバックを買える」
ぱっと見は正解と思われる、著名人がいったこともしっかりと因果関係を理解した上で実行するようにしましょう
3.乱暴な言葉使いをしていない
中途半端に知識がある人ほどすぐに断言します。
これにはちゃんと専門用語があり、「ダニング=クルーガー効果」と言います。
学び初めの頃は、自分には他の人より専門知識があるという優越感に浸りやすく、自信が高まります。
しかし、学びを深めていくにつれ、自分の中途半端な知識がいかに貧しいものだったかを悟ようになり、発言が慎重になり自信も失います。
この段階を超えて、さらに学びを深めていくとようやく本当の専門性が身について自信が持てるようになります。
何事にも強い主張をする人は知的な人でないと言えるのでそういう人の言葉を安易に信じないようにするのが良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
情報過多な現代だからこそ、一人一人が自分の判断で良い情報をつかめるようにしていく必要があると思っています。
悪い情報に流されて、人生の大切な時間を無駄にするのではなく、良い情報により、実りのある人生を送っていけるように日々、意識していきましょう。
それではまた。