思想家Tの人生デザイン

大企業社員&思想家の20代が日々感づることを綴ります

【嫌な過去に悩む全ての人へ】失敗などの黒歴史への対処法

みなさんこんにちは

思想家Tです。

みなさんは過去の自分を許せなくなったことはありますか?

罪悪感に苛まれて辛い気持ちになったことはありますか?

このような感情は味わいたくないですよね。

味わわないように常に最良の選択をして生きておられると思います。

しかし、今日はそんな消してしまいたく感じるほどの過去を持ったかたに向けて人生をより良い方向に進めるような手助けができたらと思っています。

 

1.鋼のメンタルの正体

嫌な過去って本当に厄介ですよね。

病気や怪我は治療によって消すことができますが、過去は消すことができません。

過去を気にしていると、批判が気になってしまうと思います。

しかし、ここで重要な真実をお伝えします。

どんな悪口でも本人が気にしていることだけ傷つくということです。

例えば、プロ野球選手に対して「運動神経ないですね」と失礼なことを言ったとしても、かすり傷にもならないと思います。

しかし、体育の成績が悪い人に対して同じことを言うと、腹を立てたりしますよね。

つまり、自分が気にしていないことに対しては批判やアンチコメントがあったとしても与える影響はゼロになります。

何を言われても傷つかない人のことを鋼のメンタルと言いますが、鋼のメンタルとは防御力が高くて何をやられても効かないという意味ではありません。

言われたことに対して自分が気にしていないという状態なので、攻撃が当たっていないという状態です。

では、どういうふうに考え方を変えれば、嫌な過去に囚われずに鋼のメンタルを手に入れることができるでしょうか?

 

2.あなたを前向きにする話

大前提をお話しします。

どんな過去であれ、今のあなたがあるのは過去のおかげです。

今、後悔していたり、後ろめたい過去があったことによって今得られているプラスが絶対あるはずです。

これに例外はありません。絶対的な法則です。

物事は裏と表があるので、見方を変えればどんな出来事もプラスの面があります。

そこで、次の言葉を自分に投げかけてみてください。

「あの過去から自分が得たものには何があるだろう」

問いさえ持っていれば、答えは自然と見つかります。

まずは、マイナスだと思っていた過去の経験のプラスの面に気づいてください。

今まで、プラスの面に気づいていなかったということは、都合の悪い部分だけ切り取っていたということになります。

そこだけ切り取って、良いことに目を塞ぐのは過去の自分が可哀想ではありませんか?

得るものだけ得て、過去の自分の悪い部分だけ批判するのは都合が良すぎやしませんか?

このように考えがちな人は多いと思います。

まずすることとしては、過去の自分を許すことから始めてください。

この時、世間は一旦忘れてください。

自分を許すのはあなた自身にしかできないことです。

世間に償いをするにせよ、自分を罰し続けるのは償いではありません。

それでも、どうしても自分が許せないという方のためにもう1つ別の考え方を教えます。

それは、別に恥ずかしい過去があるのはあなただけじゃありませんよということです。

あなたのそばに普通に暮らしている人も何かしら恥ずかしい過去は持っているはずです。

あなただけが社会に存在してはいけない悪人だということはありません。

今、過去を悔いているということは自分の過ちに気づけているということです。

それならこれからの行動や考え方次第でいくらでもプラスにできるはずです。

今後のあなたの人生で人に遠慮する必要もありません。

それは、あなたを産んでくれた親にも失礼ですし、生かしている社会にも失礼です。

どうしても過去が許せないなら、過去を挽回できるように生きてください。

ビクビクして日陰で生きていても誰も幸せにはなりません。

大きな反省があるならそれを人の役に立てることが償いになります。

過去は消せませんが、変えられます。

例えば、社会の役に立つ会社の経営者で成功している人が過去は暴走族で人に迷惑をかけていたとします。

その人が今、過去を振り返ると暴走族の時代は更生したという証になるにすぎません。

暴走族時代に多くの人を傷つけてきたかもしれませんが、成功者になった今、そのことを取り上げて咎めてくる人は少ないでしょう。

成功すればいじめが許されるという話ではありません。

過去は塗り替わるという社会的事実をお伝えしています。

ここで言いたいのは、暴走族で人を傷つけた過去をひきづって殻に閉じこもって生きていくよりは、しっかりと更生して社会のために生きていく決断をする方がよっぽど自分にも社会のためにもなるということです。

タイムマシンがない以上、これから社会のために生きることが最大の償いになるのではないでしょうか。

過去は消せません。しかし、未来の行いによって変えられます。

 

3.まとめ

みなさんいかがでしたでしょうか?

過去に悩まない人にとっては、あまり有意義な内容ではなかったかもしれません。

しかし、過去に悩むのは自分の過ちに気づいて変えようとしている良い兆候だと思います。

程度の差は人それぞれあると思いますが、みなさんが前向きに生きていけるきっかけになればと思います。

私も自分の過去に対して後悔していることは少なからずあります。

でも、それに対してクヨクヨ悩んでいても仕方がありません。

人を殺めてしまったなどの重大な罪を犯していない限り、自分を許してあげてください。

そう考えることで未来が少しでも変わっていくのではないでしょうか?

みなさんの考え方が少しでも変わってくれると嬉しいです。

それではまた