思想家Tの人生デザイン

大企業社員&思想家の20代が日々感づることを綴ります

ためになる読書術3選

みなさんこんにちは

思想家Tです

 

ブログを更新するのに飽きてしまっていましたが、ある本を読んだことをきっかけにまた、再開しようかと思います。

最近は、読書をすることにハマっているのですが、毎回読むだけで、内容はあまり残っていませんでした。

読むことに満足していて、その中で印象に残ったことだけ頭に入っていればいいやっていう感覚で読書をしていました。

しかし、ある程度読んで気づいたことがあります。

それは、振り返りをしないと全く頭に入っていないことです。

 

そこで、私は読書方法が書いてある本を探しました。

出会った本がこちらです

 

 

「自己肯定感を上げるOUTPUT読書術」

 

今回はこの本を参考に、読書をする上で必要なことを紹介していきたいと思います。

 

 

 

1. インプットとは自己形成である

食品の中には、たんぱく質・脂質・炭水化物の他、ミネラルやビタミン、食物繊維など、私たちの健康に欠かすことのできない栄養成分が含まれています。それと同じように、本の中にも人間の内面を豊かにしてくれる、さまざまな栄養成分があるのです。せっかく自分の時間とお金をかけて本という食材を選ぶわけですから、せめてその中に含まれている栄養素に関する知識はもっておきたいものです。

そこで、何をインプットするかということは非常に重要になります。

つまり、どんなモノを自分に取り込んできたかという〝INPUTの歴史〟が、どんな人になるかを決定付けるのです。ゆっくりと思い出してみてください。子どもの頃、自分の肉親や兄弟から言われ続けてきた言葉。学生時代、友人が何気なく放った心のない一言。自分の心を救ってくれた親友からのメッセージ。会社の先輩や上司からの叱咤激励。スマホを開くたびに表示される知人たちの投稿。大好きな小説や漫画の台詞。こういった、自分の感覚器官を通して入ってきた情報全てが、〝INPUTの歴史〟であり、自己形成に大きな影響を与えるのです。つまりINPUTとは、自分にとって「毒」にも「薬」にもなる行為であり、読書もまた例外ではないのです。

では、どうやって情報を取り入れていけばいいのか。

それは、事実、思想、ノウハウの3種類をバランスよく取り入れることです。

事実は、人間の意思決定を助けてくれる働きがあります。

思想は、人間の感性と理性を磨き、自己形成と自己理解を促してくれる働きがあります。

ノウハウは、人間の仕事や私生活などの生産性を高めてくれます。

これらの3種類を意識しながら選書を行うことで自分の内面はバランスの取れたものになるでしょう。

人間、必要な情報や欲しい情報のみを鵜呑みにしたり、取り入れようとしがちです。

たとえそれが事実でなくても、勝手に受け入れようとしたりするものです。

僕も、昔は思想ばかり取り入れれば素晴らしい人間になれると思っていました。

しかし、いくら良い思想を取り入れたとしてもそれを実行するノウハウを知らなければ、ただ自分の中に情報があるだけになります。

もし、あなたが人前で上手に話せるようになりたいと思い、それに基づく情報を得たいと思うなら、上手に話せる方法(ノウハウ)、上手に話せる人はどういう話し方をしているのか(事実)、上手に話せる人の考え方(思想)をバランスよく取得できるように意識してみましょう。

 

2.アウトプットで自分の思考を整理

アウトプットをすることの良さはみなさんお分かりだと思います。

では、具体的にアウトプットすることで何が得られるのか。

まず1つ目が「わかやすく説明する力」です。

〝人に分かりやすく説明できる人=頭のいい人〟ではありません。また、その能力は、個人の生まれもった〝センス〟や〝才能〟によって決まるものでもありません。単純に「技術」の問題です。つまり、トレーニングによって、誰もが後天的に習得、改善可能なのです。ですから、分かりやすく説明することが苦手だからといって、全く落ち込む必要などありません。

2つ目が「コミュ力」です。

OUTPUTすることで、本から仕入れた情報が脳に定着し、会話の中で自然に使える知識へと生まれ変わります。これによって、会話の守備範囲も広がります。さらに、相手に合わせたOUTPUTができるようになり、これまで以上にスムーズなコミュニケーションがとれるようになるはずです。

最後に3つ目が「構造化する力」です

構造化とは、複雑な対象を小さな単位に分解して、スッキリと理解しやすい、単純な形に変換することを意味します。これができると、一見解決しがたい問題が解決できたり、難しい内容を自分が理解したりするのに役立ち、とくにビジネスシーンにおいて重宝します

では、アウトプットを具体的にどのように行えばよいのか。

以下に、簡単にできるアウトプット方法をまとめます。

①筆者or自分の主張

②理由・根拠の羅列

③主張を繰り返し、まとめる

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以上の3ステップです。

肩肘を張らずにA4用紙1枚分にまとめることから始めてみましょう。

 

3.頭に残る読書法

最後に、頭に残る読書方法です。

みなさんは読書をするときにただ字面を追いかけていませんか?

そういている場合ほとんど頭には残っていません。

では、メモを取ればいいんでしょと言われる方がいるかもしれないですが、それも重要な方法の1つです。

しかし、めんどくさいですよね。

では、何をするか。

それは本を読みながらツッコミを入れることです。

作者と対話するような感じでです。

ツッコミの本質は違和感を指摘することです。自分が読んでいく中で違和感を感じる部分は自分の中にない考え方や情報を見たときです。

そこで、しっかりとツッコミができれば読書をアクティブな姿勢で行えている証拠です。

読書をしていく中で一番避けなければいけないことがただ時間が過ぎ去っていくことです。

せっかくなら読書をしている時間はその本の内容を少しでも吸収して、自分の生活に生かしたいですよね?

そのためにも、アクティブなツッコミモードで読書を行うということを心がけてみてください。

 

まとめ

みなさんいかがでしたでしょうか?

読書をそもそもしないという人もいるかもしれませんが、読書をすることで、確実に自分お知見は広がります。

誰が書いているかわからないようなネットの記事を鵜呑みにするのではなく、しっかりと作者がわかる本の方が信頼性は高いです。

これからの人生を豊かにするためにも、読書に少しでも取り組んでみてはいかがでしょうか?

私も、しっかりとアウトプットができるように頑張ります。

それではまた。