思い通りに人を動かす話術
みなさんこんにちは
思想家Tです。
先日、自分が使用しているPCが強制的にアップデートを始めたため、書いていた記事(6000字ほど)が全て消えてしまいました。
ブログを書いたことがある人はわかると思いますが、やる気がなくなります笑
あんなに書いたのに、もうブログなんていいやって思いました。
しかし、対策は簡単なことで、毎回下書きを保存すれば良いだけです。
それを怠ったがために起きたトラブルです。
以後、毎回下書き保存することを心に誓いました。
私ごとは以上にして、今日は話術で人を動かそうという内容をお伝えしたいと思います。
今日の参考本はこちらです
↓ ↓ ↓
「思い通りに人を動かすヤバい話し方」
この本の内容をご説明したいと思います。
1.あなたの話し方が上達しない理由
まずは、多くの人が話し方が上達する方法を学んでも一向に上達しない理由を2つ解説いたします。
1つ目はコミュニケーションを国語だと勘違いしているからです。
コミュニケーションは国語ではなく、心理学です。
コミュニケーションにおいては、正しい文法を用いて話すことは重要視されません。
話が上手な人は相手の心をどれだけ動かせるかによって評価されます。
文法的に正しい日本語で話そうとも、論理的に優れた内容で話そうとも、相手の心に突き刺さらなければなんの意味もありません。
商談・恋愛・人付き合いなどあなたの身の回りにあるコミュニケーションは国語ではなく心理学です。
2つ目は言葉の話し方を上手くなろうとするからです。
あなたはメラビアンの法則をご存知でしょうか?
メラビアンの法則とは人の印象に占める割合が7:38:55に振り分けられるということを示した法則です。
その振り分けとは、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%です。
言語情報は7%しかないのですから、細かい文法やら話し方をどうこうしても、全体で見ると少しの影響しかありません。
にもかかわらず、コミュニケーションをうまくしたいと思うひとの中には、論理的に話すコツや、スラスラとしゃべれるコツを学ぼうとする人が多いです。
気を使うべきは聴覚情報と視覚情報です。
言葉の話し方ではなく情報の伝え方です。
2.使うだけでわかりやすい話になるフレーズ
「そうは言っても、わかりづらい話よりは、わかりやすい話の方がいいだろ」と思う方がほとんどだと思います。
もちろん、その通りです。
しかし、コミュニケーションは国語ではなく心理学であるという大前提がここでも活きてきます。
日常の会話では、わかりやすい話ではなくても相手にわかりやすいと感じさせればそれで良いです。
相手にわかりやすいと感じされるにはたった一つのあるフレーズを使えば実現できます。
それは、「わかりやすくいうと〇〇みたいなものです。なんとなくわかりましたか?」
このフレーズを覚えてください。
これだけで、あなたはわかりやすい話ができる人になります。
原理を説明します。
これは、催眠みたいなもので、最初に「わかりやすくいうと」という言葉を入れることで、相手にこれから話すことはわかりやすい話なんだと思わせることができます。
そして、〇〇みたいなものとふわっとした内容にすることでわかっていないと思っていても理解していると錯覚するようになります。
仕上げに、「なんとなくわかりましたか?」と尋ねることで「なんとなくわかりました」と答えさせることができます。
何となくわかるという言葉は卑怯な言葉で、0%わかっていない限りなんとなくわかっているということになるので、聞いている側もなんとなくわかりますと答えるしかないのです。
しかも、答えてしまったが故にこの人の話はわかった→この人の話はわかりやすいと無意識的に解釈してしまうのです。
3.確実に相手に好かれる話術
一番即効性があって使いやすいものを紹介いたします。
それは、お世辞です。
好かれたかったら人類全員にお世辞をいってください。
「見えすいたお世辞を言って逆に嫌われたことがあります」「わかりやすいお世辞を言われて嫌な気持ちになりました」このような意見もあるかもしれません。
しかし、全て気のせいです。
これは、お世辞が悪いのではなく、話す人の態度に問題があります。
よくいるパターンが立場が上の人にしかお世辞を言わないパターンです。
これは嫌われて当然です。
なので、人類全員にと言いました。
お世辞をいう人は周りから褒め上手な人という印象を受けます。
実はお世辞は適当なことを言っても効果はあります。
例えば、いつも何も考えずに行動している人がいたら、「いつもよく考えてるよね」と言ってみてください。
このときお反応は2つにわかれます。
1つ目は「この人自分のことよくみてるな」と良い方向に持っていこうとするタイプです。
人は承認欲求の塊ですので、少し違うと思っても自分が認められているという方向性で解釈しようとします。
2つ目は「そんなことないよ」と否定されるパターンです。
しかし、否定されてもさらにお世辞を続けてください。
そうすれば、相手は自分のことをよくみてくれている人だと認識してくれるはずです。
人は、自分を好意的に感じてくれている人に対して好意を返すようにできています。
これを、好意の返報性と言います。
だからこそ、お世辞は全員にいうべきなんです。
でも、会う人会う人にお世辞をいうのは疲れないかと思う人がいるかもしれません。
しかし、これを続けることによって、人のいいことを見つけれるようになっていきます。
最終的にはお世辞をいう人から人のいいところを見つけ出してくれる人に進化します。
よって、お世辞をいうことを続けることには大きなメリットがあります。
4.話を8倍伝わりやすくする方法
全く同じ話をしても、あるテクニックを使えば8倍わかりやすくなるチートテクニックをご紹介いたします。
とても簡単なことなのですが、意識しているかしていないかで雲泥の差が出るテクニックです。
そのテクニックとは、ボディランゲージを使うことです。
メラビアンの法則を思い出してください。
視覚情報は言語情報の8倍コミュニケーションに影響を与えます。
ボディランゲージは癖みたいなものなので、基本的な動きをいくつか覚えてしまえばすぐに慣れます。
テレビの司会者などをみてみてください。
たくさん動いているようで、基本的な動きは数パターンしかありません。
逆に、話が下手だなと思うひとの動きを観察してみてください。
大抵の人が、手を上下に動かすだけであったり、全く動いていないと思います。
体を動かすことによって、声の抑揚を付けやすくなるので視覚情報だけでなく、聴覚情報にも良い影響を与えます。
まとめ
みなさんいかがでしたでしょうか?
基礎的なことで知っていると思われた方もいるかもしれませんが、できていないからこれをみているはずです。
基本的には、視覚情報、聴覚情報への注意に目を向けることで、話し方うんぬんは置いといてもらっておいて結構です。
話し方の技術などは、知らず知らずのうちに身について行くはずです。
しかし、土台ができていないのに話し方に気を配っても意味がありません。
基礎工事ができていないのに、家を立てるようなものです。
みなさんいはぜひ、今日の内容を通して、人に伝わる話し方や人を動かせる話し方を身につけていただきたいと思います。
それではまた