【世の中の嘘】間違った成功法則3選
みなさんこんにちは
思想家Tです。
今日は、さまざまなビジネス本やSNSなどで言われている成功法則を否定していきたいと思います。
あなたはこんな成功法則を信じていませんか?
「成功している自分の姿を想像してください。そうすれば潜在意識が自分を良い方向に導いてくれます」
よくよく考えてみてください。
妄想で夢が叶うなら、みんなスポーツ選手やお金持ちになっています。
その他に
「今できることを1つ1つ積み上げましょう」
これもよく言われることですが、今できることをコツコツ積み上げた先に待っているのは、今の環境で少し忙しくなっている自分です。
大きな変化はありません。
その他にも
「成功するためにはセルフマネジメントが大事です。成功者の思考を真似して成功のサイクルに入りましょう」
このような法則も聞いたことあるかもしれません。
セルフマネジメントとは夢物語で、完全に自分を管理することはできません。
意識してセルフマネジメントができるなら、アル中やドラッグに溺れる成功者はいないはずです。
これらの内容が間違ってることを詳しく説明していきたいと思います。
参考図書はこちらです
↓ ↓ ↓
後回しについての本なので動画の趣旨とは少し離れていますが、参考になる内容が多く書かれてありますので、ぜひ読んでみてください。
1. 思考は現実化しない
まず、ある実験を紹介します。
テストを控えた大学生を2グループに分けました。
1つは、自分が良い成績をとったことを毎にイメージさせるグループ。
もう一つは特に何も指示を与えなかったグループです。
結果として、成績がよかったのはどちらのグループでしょうか?
話流れの通り、特に指示を与えなかったグループでした。
理由としては、良い成績をとったことをイメージさせたグループはそのイメージのせいで自分が勉強をした気になってしまったからです。
これは、夏休みの宿題をする前に計画を立てたことに満足してしまい、夏休みが始まってから何も進まないのと同じです。
この研究からわかることは、何もしないうちから都合のいい妄想ばかりしてしまうと、やった気になり成果が伴わないということです。
周りに「僕はいつか起業してこんな会社辞めるつもりなんだ」という同僚や先輩を見たことありませんか?
こうやって、人に自分の夢を伝えることはいいことです。
ただ、それが現実的なイメージとしてあるのかただの妄想なのかによって全然違います。
起業するためにどのような努力が必要で、どういったリスクが待ち受けているかしっかりと想像できていれば問題ありません。
想像は正義。妄想は悪です。
都合のいいイメージは妄想と言います。
妄想をすることで、現実は悪い方向に導くことになりますので、妄想癖のあるひとは注意しましょう。
2. 積み上げは崩れる
継続は力なりという言葉がありますが、これは真理だと思います。
逆に、継続だけが力なりとも言えると思います。
しかし、方向性を間違えると目標を達成するための力にはなりません。
何か目標を達成するためにできることからコツコツやっていくことで必ず目標を達成できるとは限らないです。
例えば、いつか会社員をやめようと思って副業を頑張っている人。
この人がコツコツ何かを頑張って独立できる可能性はかなり低いです。
なぜなら、土台から積み上げようとするからです。
今まで会社員として頑張っていた人が、土台から立ち上げようとコツコツやったとしても、ただの今より忙しい会社員になるだけです。
土台を間違えてしまうと取り返しのつかないことになります。
では、どのように考えれば良いでしょうか?
それは、まず自分がなりたい姿をイメージしてそこから逆算することです。
例えば、下図のような形です。
会社員を3年後に辞める
↓
月30万円稼げるようになる
↓
YouTubeで稼ごう
このような形で、上から逆算することで初めてやるべきことの正解がわかるのです。
これが土台から始めようとして、まずはSNSアカウントを育てようとコツコツフォロワーを増やしていっても、その努力が結ばれるとは限らないのです。
このように最終目標を達成するために必要な目標は何なのかを逆算して考えていくことが重要です。
3. 管理すべきは自分ではなく〇〇
冒頭でもお話ししましたが、自分をコントロールすることはお坊さんや宗教家でない限り無理です。
人間は絶対に妥協します。
それではないと、ライザップのようなビジネスがはやることはないです。
これは、ライアザップという組織の会員になることで運動せざるを得ない状況を作っています。
また、みなさんは毎日、学校や会社で勉強や仕事をしていますよね?
これも、学校や会社という組織に属してそのようにせざるを得ない状況を作り出しています。
それでは、〇〇に入る言葉は何か。
それは、環境です。
これは、歴史の偉人たちによっても証明されています。
背水の陣という諺がありますよね。
これは、後ろに川があり、前からは敵が迫っておりもう逃げも隠れもできず、生き残るには戦うしかない状況のことから、失敗すればことが滅びる覚悟で物事に臨むことを言います。
このような状況で、諺の語源となった韓の将軍、韓信は戦に勝っております。
その他にも、ナポレオンが目の前の敵から逃げることができないように自分たちが渡ってきた橋を燃やして戦に臨んだという話もあります。
これらのことから、自分を変えたい時には、逃げ場のない環境を作るのが最も効率的であると言えます。
現実の話で言えば、会社員をやめて独立したい人が実家でぬくぬくと暮らしていると、成功する確率は低くなるでしょう。
自分一人で暮らして、いやでも稼がないと暮らしていけないような状況を作ると、本気で成功に向けて努力するはずです。
まとめ
みなさん、いかがでしたでしょうか?
今日のまとめをすると、夢・目標を妄想ではなく、現実的に考えていくこと。また、その夢・目標を達成するために逆算して何をしなければならないか明確にすること。そして、そのすべきことをやり抜くために逃げられない環境を作ること。
以上のことをやり切った人たちが、みなさんが憧れる成功者です。
例えば、プロ野球選手になりたいと思っている人が、友達と遊ぶことも楽しいからといって友達と遊んでいてはプロ野球選手にはなれません。
目標から逆算して、何をすべきなのか。そのために、必要な環境は何なのかを明確にしましょう。
甘えた考えでは、辛い結果しか生まれません。
人生一度きりです。
自分がどうありたいかをもう一度考えてみましょう。
それではまた。