あなたが従うべき悪魔の囁き5選
みなさんこんにちは
思想家Tです。
今日は、みなさんが正しいと思っている現実から解放します。
悪魔の囁きと書きましたが違法なことを勧めるわけではありません。
倫理上、道徳上正しいとされてきていることのせいであなたが自由に生きられなくなっていることってありませんか?
皆が思う正しさとは権力者が民を統治しやすいように定めた規則で、神のいない洗脳のようなものです。
今日は、ある本をもとに解説していきます。
みなさんの常識を変えていけると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
0. 本の紹介
今回紹介する本はこちらです
「悪魔とのおしゃべり」
こちらの本は大学生のさとうみつろうに悪魔が間違っている常識を疑わせるという内容の本です。
悪魔と大学生の会話調で物語が進んでいきますので、とても分厚い本ですが読みやすくなっています。
ただ、量子力学などの専門的な話も出てきますので、少し頭が痛くなる部分もあるかもしれませんが、大きな気づきが得られる内容となっています。
それでは、本の教えを基に今すぐあなたに役立つ悪魔の囁きを紹介していきたいと思います。
1. 悩みの原因は「正しさ」
人間は正しさ以外の原因で悩むことはできません。
正しさとは、「〇〇してはいけない」とか「〇〇しなければならない」などの固定観念です。
例えば、「もっとお金がなければ将来が不安だ」という考えは「お金がなければ豊かになれない」と言う正しさを信じている人が多いため不安に感じるわけです。
考え方を変えて、お金がないなら親からお金を借りたり、金融機関に借りたり、生活保護を受ければいいのです。
しかし、これらの事柄に対しても、いい歳して親からお金を借りるのはよくない、借金をするのは良くない、生活保護を受けるのは良くないなどの謎の正しさがあるわけです。
これらの正しさがなくなった途端、将来の不安を抱えていた人は不安を感じなくなるでしょう。
倫理や道徳などは時代によって変わるものです。
日本では重婚が禁止されていますが、ナイジェリアでは一夫多妻が認められています。
飛行機で相手の陣地に突っ込むんでなくなることが美徳とされていた時代もありました。
世間で考えられている正しさは、絶対ではありませんのでそこに惑わされることなくても良いのです。
何かに悩んでいる時、あなたを縛っている正しさが何なのか探ってみてください。
そして、その正しさを疑ってください。
そのようにすれば、あなたの悩みは消えていくことでしょう。
2. 正義より悪が幸せ
正義のヒーローが出てくるアニメ・漫画を想像して見てください。
正義のヒーローはいつも怒っていて、悪者はいつも笑っています。
怒っている人と笑っている人、どちらが幸せですか?
もちろん笑っている人ですよね。
では、正義のヒーローはなぜ怒っているのでしょうか?
それは、世界は平和でなければならないとか、悪は朽ち果てなければならないという正義感を持っており、それに縛られているからです。
また、相手に期待してしまっているからです。
みなさんは、飲食店で注文ミスした店員に怒鳴り散らしている客を見たことはありませんか?
あれは、注文したことはミスなく必ず通るものだという期待を持っているためです。
お金を払っているのは客の方だし、怒るのは当たり前と思うひとがいるかもしれませんが、人間が100%仕事をできると思いますか?
あなたは仕事でミスをしたことがないのでしょうか?
人間は失敗する生き物なので、100%注文が通ると思う方がおかしいのではないでしょうか。
つまり、いくらお金を払っているからと言っても店員(人)には期待してはいけないと言うことです。
店員が100%仕事をできないと思って注文をしてみてください。
ちゃんと注文が通って商品が出てきたときに「ありがとう」と思えるはずです。
人に期待しないことことは冷たいことに感じるかもしれませんが、そう思うことで、人に優しくなれます。
世の中にも、周りの人にも期待しないようにしましょう。
3. 過去と未来に絶望しよう
あなたは過去の自分の行動を後悔したりしてませんか?
または、理想と現実とのギャップに苦しんでいませんか?
これらは自分への期待が原因です。
なぜ、このようなことが怒るのか3つに分けて解説していきます。
3−1. 過去の自分への期待
過去の後悔は過去の自分への期待が原因です。
なんであの時こうしていなかったんだろうと思うことがあると思いますが、それは過去の自分への期待です。
しかし、みなさんは高校3年生の時に受けたテストをなんで中学3年生の時にできなかったんだと後悔したことはありますか?ありませんよね。
人は過去の自分と比べると必ず何かしら成長しているのです。
過去の自分はその時の自分の中で精一杯行動しています。
過去の自分を未熟だと感じるのは自分が成長している証拠です。過去の自分に期待するのはやめましょう。
3−2. 未来の自分への期待
理想と現実のギャップに苛立つのは未来の自分に期待しているからです。
来年には今よりいい暮らしをしているだろうと期待しているこそ、今の自分が情けなく思えてくるのです。
安心してください。来年も、再来年もあなたはあなたのままです。
いきなり、来年になるとトップミュージシャンや、ハリウッドスターに変わっているわけはないです。
これは、未来への可能性を否定しろと言うわけではなく、未来への期待から今を蔑ろにすることで、将来くるであろう未来も掴み取ることができなくなります。
未来は今、行動している分しか変わりません。
3−3. 今の自分への期待
自分はこんなところにいるべきではないという口だけの人を見たことありませんか?
このような人は、今の自分へ過度な期待をしているからこそこのような思考になります。
そのため、こんなところにいる自分はなんてできない人間なんだと余計に自分を卑下するようになります。そのような状況で成長する人はいません。
一方で、今の自分への期待をなくすと、今の状況に感謝できます。
その土台があってこそ建設的な努力をすることができます。
以上のことから、他人にも、自分にも期待をしてはいけません。
世界はどうしようもない奴らの集まりくらいに思えると、あらゆることに感謝でき、豊かに生きれます。
4. 絶望こそ唯一の希望
絶対に思ってはいけない3つのことをお伝えします。
・幸せになりたい
・お金持ちになりたい
・自由になりたい です
なぜかというと、このように思っているあなたは
・不幸
・貧乏
・不自由 だと思っているからです
よく考えて見てください。幸せな人が幸せになりたいと思いますか?
要は、そのように思う時点であなたの現実は違うと言うことを脳にすり込んでいるわけです。
ここで絶望が希望だとタイトルに書きましたが、ここでいう絶望とは「望みを絶つ」と言う意味での絶望です。
これからは、望みを絶ってください。そして、自分は幸せだと勘違いするようにしてください。
5. 運を良くする呪文
まず、運の定義から説明します。
この本でいう運とは自分が関与していない力のことです。
つまり、運の対義語は実力です。
早速ですが、運をよくするために何をしたらいいと思いますか?
答えは「ありがとう」ということです。
綺麗事かと思うかもしれませんが、ロジックで説明します。
そもそも、ありがとうという場面はどういう時ですか?
他人が自分に対して何か良いことをした時ですよね。
つまり、その人がありがとうを多く言うということは運が良いということになります。
ありがとうというだけでいいのかと思うかもしれませんが、意外とありがとうと日常的に自分が言えないことに気づくと思います。
これは、自分の周りに起きた運に気づけていないことと同義です。
ありがとうということで身の回りのラッキーに気づけるようになり、結果的にその人は運が良いと感じれるようになります。
また、二次的効果として、感謝を伝える人は周りから助けてもらいやすかったりします。
よって、どんどんと運が良くなっていくという理屈です。
では、どうすればありがとうと言いやすくなるのか。
それは、何度もお伝えしているように相手に期待しないことです。
そうすれば、極論、どんなことに対してもありがとうと言えることになります。
恋人や家族に対してありがとうと言えていますか?
照れ臭さもあるかもしれませんが、やってもらえることが当たり前になっているから言えなくなっているのです。
例えば、料理を作ってもらうことや部屋を掃除してもらうことなど当たり前に期待していませんか?
相手に期待しなくなるとそれらのことがされてなくても怒ることはありません。
逆に、されていたらありがとうと感謝の気持ちを持てるはずです。
人間関係において、期待は邪魔者です。
今日から、自分にも人にも期待することはやめましょう。
まとめ
皆さんいかがでしたでしょうか?
常識を覆されたのではないでしょうか?
少しでも、心の持ち用の変化に繋がっていれば幸いです。
それではまた。