思想家Tの人生デザイン

大企業社員&思想家の20代が日々感づることを綴ります

成人の日

皆さんこんにちは

思想家Tです。

今年の冬は暖冬ということで雪もあまり降らずに、暖かい日が続きますね。

そんな中で、今年も成人の日がやってきました。

全国各地で成人式が行われていると思いますが、着飾った成人たちの晴れ姿は希望に満ち溢れていて清々しいですね。

雪国などでは夏に行う地域もあるようですが、ほとんどの地域でこの成人の日に合わせて皆さん地元に集まっていくという恒例の状況が垣間見えます。

私の知り合いも他県の大学に行っている為、正月明けから1週間学校にいき、すぐに帰省するといった人もいます。

 

この成人式ですが私はどんな感じだったか思い出してみると、楽しい思い出が蘇ってきます今日は、自分の成人式を振替って見ることで「人間は変わるものだ」ということをお伝えしていきたいと思います。

 

私の地元の成人式では中学校ごとに集まるという習慣があった為、成人式当日は中学校のメンバーと話す機会が多くありました。市単位で行っていたためもちろん会場には高校時代の友達も多くいました。私は高校から少し地元から離れた所に通っていたので中学校の仲間とはほとんど連絡なども行なっていなくて本当に久しぶりの再会でした。

皆さんも経験があると思いますが、集団に属していると自然とこいつはこういうキャラだとか、各々のイメージが作られると思います。私にもイメージがあったのですが、私は真面目に何事も淡々と取り組むタイプだったので単に真面目なやつというイメージがついていました。学級代表などもやり周りから頼られるような存在です。そのイメージは自分の楽なスタイル(自然な振る舞い)でついたイメージなので苦ではなかったのですが、クラスを盛り上げるようなタイプの人に憧れを抱いてもいました。

そこで、高校に入学するときに今までの知っている人が誰もいない所に入学してキャラチェンジしようと考えました。そして僕は今までの知り合いが誰もいない高校に入学することになったのですが、最初にそこで感じたことは今までの自分を知っている人は誰もいないので周りからの扱いが今までと全然違うということでした。

中学までは優等生キャラであったため周囲の人も大事に扱ってくれているイメージがあったのですが、初めて会う人たちなので僕のそのような過去を知る人はいるわけもないので僕のありのままの姿を見て判断してくれる状況でした。先ほども言ったように僕は周りを盛り上げるタイプになりたかったので最初から明るく冗談を言うようなスタイルでいってみたのですが、周りは今までにないような関わり方をしてきたのでそれが新鮮ですごく心地よかったです。具体的なイメージで例えると俳優さんから芸人さんに変わったようなイメージです(あくまで周りからの対応の仕方に関してだけの話です)。

 

前置きが長くなりましたが、私はそのようにキャラ変した状態で成人式に臨みました。優等生キャラのイメージがついている中学校の同級生に対して、周囲を盛り上げるタイプに変身した状態で出会うとどうなるのか。

僕がある同級生に言われて今でも覚えていることがあります。

それは「お前、そんな面白いやつやったっけ?イメージと違うけど今の方が関わりやすいし良いな」と言う言葉です。

同級生たちは意外とすんなりと受け入れてくれたのです。

中学の時に場を盛り上げていたタイプの人と一緒にその場を盛り上げていったりもしました。

そこから新たな友達もできました。今でも交流は続いています。

また、自分と同じく中学校の時のイメージと違う人は何人も見受けられました。

ヤンキーが真面目になっていたり、先生を目指すといっていた人が料理人になろうとしていたり多くの人が変わっていました。

 

今日の僕のエピソードから言えることは

・人間は自分の目指す方向に変わることができる

・周囲は意外と受け入れてくれる(時間がかかっているということが大きいかもしれないが)

・人間は変わるものであること

以上の3点です。

 

今年の成人式ではどれだけの変わった人間が生まれているのか、そしてそれが良いことだと認識できる人が増えているのか、変わった人間を陰ながら応援しています。

それではまた